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「Chikara」のChumba

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2012年 06月 29日

『2013 TREK Madone 6.5』

『2013 TREK Madone 6.5』_e0118578_2244830.jpg

さて今回ご紹介するロードバイクは、先日TREKより発表されたばかりの
2013年モデルのマドンでございます!!(6シーリズの6.5 H2)

『2013 TREK Madone 6.5』_e0118578_22442710.jpg

この2013年のMadoneの大きな特徴の一つがこのKVF(Kammtail Virtual Foil)。
「エアロ・ロードバイク」が徐々に主流になるかもしれない、ここ最近の流れの中
トレックが出した答えがこのKVF(Kammtail Virtual Foil)なのであります。

※詳しい説明は、TREKのHPをご覧ください!


『2013 TREK Madone 6.5』_e0118578_22444312.jpg

ダウンチューブ、KVF(Kammtail Virtual Foil)の為
後方部分はペッタンコ!で真平ら!その平らの部分から
目に見えない仮想の翼が生えているのであります!!


『2013 TREK Madone 6.5』_e0118578_2245157.jpg

BBから上に、美しい曲線を描きながら伸びているシートチューブ!
勿論こちらもKVF(Kammtail Virtual Foil)!!


『2013 TREK Madone 6.5』_e0118578_22451824.jpg

ヘッド部分も以前のマドンに比べ、相当ボリュームUpしてきました。
見ただけで剛性感を感じます。


『2013 TREK Madone 6.5』_e0118578_22453239.jpg

実車を見る前まで、いくらなんでもこのヘッドとフォークのギャップは
ダサ!いんじゃない!?と思っておりましたが、実車を前にすると
勿論ブレーキが付いていることもあり、そんなに不自然には感じませんでした。


『2013 TREK Madone 6.5』_e0118578_22454617.jpg

今回のMadoneよりBB下に場所を移したリア・ブレーキ。
このコトにより、例えば軽量化などのアドバンテージもある様ですが
メンテナンス性が・・・結構ブレーキの調整とかに難ありかと。


『2013 TREK Madone 6.5』_e0118578_2246096.jpg

前にも書きましたが、リア・ブレーキが居なくなった分
とてもスッキリしたシートステー。

☆design☆
さてデザインの印象ですが、私が6.9SSLを所有してる事もあり
ニュー・マドンの写真での第一印象は、正直・・・微妙だな今回のマドン
と思っておりました。 が、今回実車を観察していると
これはこれでアリ!なデザインにも見えてまいりました。
不思議なモノですね。(笑) この2013年マドンをProject Oneで
自分好みの色にしてしまえば結構イケるかも!なんて思います。

最終的なデザインの印象は、2011の私のMadoneの場合は、全体的に
綺麗に「ツル!」とまとまった角のないフォルムのフレームなのに対し
2013のMadoneは、KVF(Kammtail Virtual Foil)で武装したコトもあり
平らな面があったり、また2011のマドンより、よりボリュームUpしたフレームでもあり
剛性感のある、ずっしりとした印象のデザイン。そして
これこそが新世代のロードフレームだ!といった感じのデザインだと思いました。


☆2011 Madone SSL VS. 2013 Madone☆
さてさて、最後は2013のMadoneのインプレッションでございます。
ま、ちょっと乗っただけですので、軽~いインプレと言いますか
私のちょっとした乗り味の感想を。。。

私が2011 Madone SSLを手に入れて、初めて乗った時の感想は
ペダルを漕ぎだすと、なんて「カラッ」と乾いた感覚のする
そして全く無駄がなく前へ前へと押し出される様に進む自転車なんだ!
と、感動し、またそれでいて地面からの突き上げの振動は
まるでオブラートに包んだ様に、突き上げの嫌な振動の角を丸く円やかにしてくれて
乗り心地も良い!!とても不思議な自転車だったのであります!
きっとこれが完成系のフレームなのだな、これ以上の進化なんて
ありえないな! ま、あっても空力がちょっと良くなるくらいかな
なんて思ったものでありました。 が、しかし悔しいコトに
ニュー・マドンはその私の思いを見事に裏切ってくれました・・・
TREKのHPの動画を観ると空力は私の想像以上に大幅な向上し
そして今回試乗した時の印象は、私のMadone SSLより
剛性感を感じるコト!乗って直ぐに分かります。
そしてより「カラッ」と乾いた感覚のする、前へ前へと進む
2013 Madone!! 旧マドン所有者な私は、あまり認めたくありません
でしたが、乗り心地は以前と変わらず良いのに、この2013マドン
進みます!! 凄いのは、非力な私の足で、きっと6.9SSLの剛性でもオーバースペックな
はずなのに、それでも私でも理解できる2013のMadoneの進み、恐るべし!
そして悔しい~(笑)

ただ2013マドンのブレーキ・タッチは、私、個人的な見解ですと・・・
まるで昔のカンパのデルタブレーキを思い出すモッサリとした感覚・・・
そしてガッツリ握ればダイレクトマウントだし効くのでしょうけど
私が使っている7900のデュラandカーボンリムよりも効きが甘いような気がしました。
因みに今回の試乗車には、ボントレガー製ブレーキアーチ、ブレーキレバーはアルテグラ(電動)
リムはボントレガーのRXLでした。
これは9000系デュラのダイレクトマウントブレーキが、どこまで気持ち良く
動いてくれるか!そこに期待したいと思います。 
ただデュラのダイレクトマウントブレーキのデリバリーが少々遅れる模様。
あと、この9000系デュラのダイレクトマウントブレーキは
最初の一年間はトレックのみ使用が許されている特別なブレーキになるそうです!

最後に重量ですが、具体的な数字は控えさせて頂きますが
アルテDi2のコンポ、RXLのホイール、試乗車の為ペダルはフラットペダル
などなどの事を考慮しても、この6シリーズのバイクの重量は十分に軽い部類に入る感じでした。
7シリーズのフレームにデュラのコンポ、そしてXXX ライトのホイールで組み上げたら
きっとヒルクライム好きな方にも大満足なバイクになると思われます!



トレックストア六本木に行かれますと、今回乗せて頂いた2013Madone6.5 H2 52㎝に
ご試乗できると思いますので、ご興味がある方はゼヒご自分で乗り味を体感して
みてはいかがでしょうか!?

「トレックストア六本木」〒106-0032 東京都港区六本木6-15-1
六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り 1階
TEL/03-6303-1009


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by chikara-suzukiso | 2012-06-29 02:30 | チャリ


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